優良な実習実施者の基準については、新配点として 150 点満点で 90 点以上を獲得した場合に「優良」であると判断すること。
ただし、令和2年 11 月から令和3年 10 月までの間は、旧配点(120 点満点で 72 点以上)を選択することを可能とすること。
となっています。
点数の配分が大きいのは、①技能等の習得等に係る実績 「Ⅱ技能検定等」になります。
特に1期生を技能実習3号とするために、優良な実習実施者として申請する場合
Ⅱの計算では、過去3技能実習事業年度に1期生の実績を入れることができず
Ⅱ-1 合格者の人数での点数で計算することになります。
・合格者3人以上:20点
・合格者2人:10点
・合格者1人:5点
・合格者なし:0点
結論からすると、新配点、旧配点ともに、1期生が3名以上いない場合、全体の6割を満たすことがほとんど不可能な状態となります。
2021年1月現在では、帰国のチケットが取得できない等の理由で、特定活動の査証が取れる為、6ヶ月の延長を行い、年度をまたいだ後に、技能実習3号の申請を行う方法があります。
しかし、今後、帰国のチケットが取得できるようになった際には、これから優良な実習実施者の申請を行い、1期生を3号として受け入れるためには、1期生の人数が3名以上必要です。
※2021年1月現在の制度の場合です。
優良要件に適合するか否か、計算できるようなソフトを作成しましたので、試してみてください。
※正確に知りたい場合は、組合スタッフにご質問ください。
2021年8月の制度改正に合わせて、最新の優良要件適合計算ソフト(実習実施者)を更新しています。制度改正の記事はこちらから
オンライン上で計算する場合はこちら